こんにちは🌞
歯科衛生士の林です。
GWも終わり、いよいよ暑い夏がやってきますね、、✨💦
私は夏が好きなのでワクワクしています🌊🤍
ただ今年の夏はすごく暑いみたいなので熱中症などには皆さんお気をつけください🤧
今日は、【歯を壊してしまう過剰な力】についてお話ししたいと思います。
歯が悪くなる原因といえば、虫歯と歯周病がよく聞く言葉だと思います。
でもそれだけではないんです!
歯に加わる過剰な力が歯を傷めて壊してしまう事もあるのです。
歯を傷める過剰な力には、
大きく分けて2種類あります。
❶歯ぎしり
眠っているあいだのほとんどの時間、上下の歯は接触していないのですが、
歯ぎしりは、1時間に5回程度短時間で起こっていて強大な力がかかっています。
そのうえ、下顎をギリギリ動かし歯を揺さぶるので、短時間でも大きな為害作用があります。
ずっとしているわけではないですし、
無意識に行っているので、ほとんどの方が自覚症状がありません。
❷TCH(上下の歯を無意識に接触させる癖)
歯は、食事をしたり重いものを持つときなどに一次的に噛むとき以外、本来なら離れているものなのです。
なので、歯を接触させる癖がある方は、
ごく弱い力が長時間加わっているので、
顎関節症になったり、歯や入れ歯を傷めてしまうこともあります。
何が起こるの❓❓
→被せ物が欠けたり、外れやすくなってしまいます。
歯根破折してしまう。
歯根破折とは、歯根が縦に裂けるように割れてしまう事で、いわば歯の疲労骨折です。
割れて汚染された歯を炎症が起きないように再利用するのとはたいへん困難でほとんどの場合、抜歯になってしまいます。
歯周病の炎症によって減った歯を支える骨に強い力が加わると、骨の破壊がさらに進み、歯周病の悪化が加速させてしまう。
では、過剰な力どうすれば減らせるの❓❓
自分の歯ぎしり、TCHを認識することが、力のコントロールの第一歩になってきます。
無意識で行っている癖を把握する方法としては、
ご家族、周りの方に睡眠中の様子について聞いてみる。
日常生活で、目につきやすいところに
目印になる付箋を貼り、目に入った時に歯が接触していないか意識してみる。
起床時に歯がうずいたり、顎や首が痛み2〜3時間すふと楽になる方は就寝中の噛みしめが原因かもしれないです。
後は、夜中の歯ぎしりは80%以上か浅い眠りの時に起こっているので、心地よい深い眠りをとることで歯ぎしりを減らすことができます。
後は就寝時にナイトガード(レジン性のマウスピース)をはめて寝てもらうことです。
歯ぎしりの強い力を分散させ歯の代わりに削れてくれるので、力による被害を格段に減らせます。
当院でも扱っていますので、
気になる方はスタッフにお声がけください。