こんにちは、歯科衛生士の久松です。
今年は梅雨も早々に明け暑い日々が続いておりますね。熱中症などお気をつけ下さい。
お子様はもうすぐ夏休みでわくわくされてる頃でしょうか🌻
今回は当院の検診でも使用されているフッ素についてです。
フッ素はむし歯予防の強い味方として使用を推奨されている成分で、普段口にする海産物や緑茶、じゃがいも等にも含まれています。
フッ素には色々な使用法があり、主に『フッ素配合歯磨き粉』『フッ素配合うがい薬』『歯医者さんで健診時塗布するフッ素』があります。
その中でも今回は『フッ素配合歯磨き粉』の年齢別使用量や濃度についてです。
一昨年フッ素配合歯磨き粉の推奨使用量と濃度に改定がありました。
⭐️歯が生えてから2歳
量:米粒程度(1〜2㎜)
濃度:1000ppm
※ジェルタイプでない物でうがいが出来ない場合は歯磨き後ガーゼなどで軽く拭き取りしても良い。
⭐️3〜5歳
量:グリーンピース程度(5㎜)
濃度:1000ppm
※うがいをする場合はフッ素が薄まり過ぎないよう、少量の水で1回を推奨。
⭐️6歳〜成人
量:歯ブラシ全体(1.5㎝〜2㎝)
濃度:1500ppm
※うがいの回数は3〜5歳と同じ。
※インプラント等チタン製の装置がお口の中にあっても、ご自身の歯がある場合はフッ素配合歯磨き粉の使用を推奨。
全て就寝前を含む1日2回の歯磨きが勧めらるようになりました。
合わせて歯医者さんの定期検診でフッ素塗布をする事で、更にむし歯が予防しやすくなります。
個人差はありますが、加齢と共に徐々に唾液の分泌なども減り歯のバリア機能が下がり、むし歯になるリスクも上がりやすくなる場合もございますので、定期検診での機械清掃やお家でのケアの方法のお伝え、フッ素塗布での歯の表面のバリア機能の補助でお口の健康を保てたらと思います🌼
気になる事がございましたら、いつでもスタッフにお声かけ下さい。