皆様お元気ですか?
年が明け、今年もよろしくお願いします!と言っていたらいつの間にかもう2月…
悔いの無い1年にしたい。毎年こう思いますが中々目標達成出来ず…健康ならまあいいか!!
自分に言い聞かせていましたがこんな世の中になり、1番の目標が健康第一の久武です。
さて、「良く噛みなさい」「噛むといいことあるよ!」
よく聞きますが、何にどういいの⁈と思いませんか?
あの有名な(株)ロッテ社内には「噛むこと研究会」といいプロジェクトチームまで立ち上がっているくらい噛むとは中々奥深いものなのです。
まず噛む事の役割。
皆様もご存知のように
*食べたものを粉砕すること*
細かくして唾液と混ぜ合わせ、飲み込みやすい状態にする役割があります。それが胃腸への負担を減らしたり栄養を吸収しやすくしたりする事につながる事もよく知られているのではないでしょうか😀
ただ、それだけでは無い事も分かってきていて、頭から足の先まで私達の健康に沢山の影響を及ぼしているのです。
興味深いところを挙げると
*噛む事で脳の血流がアップし、記憶力の維持につながる*
*目の周りの血流がアップして目の疲労感が軽減される*
*噛むという一定のリズム運動によってセロトニンが分泌されてストレスを軽減する*
などなど!ストレスに関しては日本だけじゃなく海外の論文も多いのでそれだけ注目度が高いというところですね!
*咀嚼によって脂肪燃焼が高まる*
というダイエット関連のデータも!ものを噛みながらウォーキングをするとスピードが自然に速まりカロリー消費量がアップすると考えられているんです。
噛む事で出る唾液の中にはさまざまな抗菌・免疫物質が含まれていて口の中に細菌やウイルスが入ってきた時に私達の体を守ってくれています。
因みに…ロッテさんの「噛むこと研究会」では
免疫物質のひとつ I g A の分泌が安静時と比較してどれくらい増加したかを調べたところ
ガムをかむ群 噛まない群 タブレットをなめる群
でガムを噛んだ群が1番I g A分泌が増加したそうです!
味が無くなった後も噛んでいる間中唾液が出続ける為
I g A分泌がプラスになるそう!
子供の頃から良く噛む習慣をつけるのは大きなメリットがあります…今の健康だけではなく未来の健康にとっても非常に重要ですね😘
なないろの森歯科クリニック
歯科衛生士 久武