ブログ

赤ちゃんでもできるお口のケア

 

こんにちは。いよいよ夏本番を迎えましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今回は最近良くご質問頂く、まだ歯が生えていない赤ちゃんのお口のケアといつから歯医者さんへ通えばいいのかについてお話していきます。

初めにまだ乳歯が生えていない頃からお口のケアをする目的は、お口に触れられる抵抗感をなくしていく事です。

赤ちゃんはお口の中に何かが入ろうとすると反射的に舌で押し出そうとします。

このような反射がずっと残ってしまうと離乳食や歯磨きが始まった時に困ってしまいます。

ですが日常的に起こる様々な刺激を繰り返し反射は消失していきます。

ほっぺや唇を触ったりお口のなかをガーゼで触れるといった様々な刺激を与えてあげる事でお口に触れられる抵抗感をなくしていくと良いとされています。

それでは手順を説明していきます。

1、清潔な使い捨てガーゼを用意します

2、お口がよく見える体制になる

膝の上に寝かせる体制が良いとされています。

赤ちゃんが頭を自由に動かせる状態だと赤ちゃんが突然動いてしまい大変危険なので後頭部をしっかり固定してあげましょう。

3、お口の周りのマッサージをする

いきなりお口の中に指を入れるとビックリしてしまうのでまずはほっぺを触ったりお口の外からスキンシップを行いましょう。

4、ガーゼでお口の中を優しくぬぐう

清潔なガーゼをぬるま湯に浸し指に巻きつけお口の中を優しく拭いていきます。

初めは舌で押し返されてしまいますがなれてくると舌が出なくなってきます。

上顎、上唇の裏側や舌を優し〜く拭きます。

まだ歯が生えていない赤ちゃんの歯ブラシは必要ありませんので1日1回を目安に赤ちゃんもお母さんも調子が良い時にケアしてあげるといいと思います。

次にいつから歯医者さんへ通えばいいのか?についてですが、

歯が少しでも生えてきたら受診することをオススメします。

正しい歯ブラシの当て方や今のお口に合った歯ブラシや歯磨き粉をご案内させていただけます。

そして小さい頃から歯医者さんへ行く習慣があると歯医者さんへの抵抗がなくなるのでとてもオススメです。

まだ歯医者さんへ行ったことのないお兄ちゃん、お姉ちゃんも一緒に歯医者さんデビューしてみてくださいね。

夏休みはお子様に楽しんでもらえるようなイベントも開催しておりますので是非お越しください。

              歯科衛生士 今村

*

*