皆さまこんにちは。歯科衛生士の今村です。
12月に入り今年もあとわずかとなりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
子供たちもワクワクしたイベントがある12月ですね。
さて今回は、乳歯が虫歯になると、どんな悪影響があるのかお話ししたいと思います。
「乳歯はどうせ抜けるし、永久歯になってから気をつければいいでしょう?」と思っていませんか?
確かに乳歯はずっと使う歯ではありませんが、大事にしないと色々と困ったことが起こってくるんです!
①お子さんが痛い思いをする乳歯の虫歯はとにかく進行が速いです。
しかも乳歯の虫歯は油断するとすぐに神経に
達して、お子さんが辛い思いをしてしまいます。
②永久歯の歯並びに影響する
乳歯が虫歯で溶けたり、生え変わりの時期よりも早く抜歯になってしまったりすると、
隣の歯が隙間に移動して、永久歯が生える場所がなくなってしまいます。そうすると、
永久歯は歯並びからずれたところから頭を出すことになります。
③永久歯の歯の質に影響する
乳歯の虫歯が進んで根っこの先に膿がたまると
その奥に控えている永久歯の歯の質がきちんと
完成せず、変色したり、弱くなることがあり
ます。
また、乳歯の虫歯があると、お口の中の虫歯菌が多い状態になるので、永久歯が虫歯にかかりやすくなります。
乳歯を虫歯にしないことが大切になるので、
健康な永久歯を育てるためには、乳歯のうち
から気をつけておかなければならないという
ことです。
一旦虫歯にかかると削って治療をしなければならず、お子さんにとって少なからず負担がかかってしまいますので早いうちから予防して、乳歯も健康な状態を保っていきましょう!!














