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子どもの生活習慣

こんにちは。
なないろの森歯科クリニック 副院長の三浦知子です。

猛暑が続いていますが、皆さま体調など崩されていませんでしょうか。
昨日、炎天下で数十分過ごしただけで、私は体がぐったりしてしまいました。
残暑も厳しいので、気をつけなければいけませんね。

 

さて今回は、子どもの姿勢など、生活習慣についてお話します。
実は、成長期にある子どもにとって、生活習慣と歯並びには、密接な関係があるのです。

 

子どものむし歯が減少傾向にあるなか、圧倒的に増えているのが
「歯列不正・咬合異常」です。

歯並びや咬み合わせに問題があるということです。

 

歯並びが悪いのは遺伝だと考えられがちですが、小さいときの生活習慣も大きく関わっていることが分かっています。

どんなことが原因になるのでしょうか?

 

・姿勢
猫背など、姿勢が悪いと、肩甲骨からつながった筋肉の力で、口をきちんと閉じることが難しくなります。
いつも口をポカンと開けていると、唇や口元の筋肉が緩み、歯並びはガタガタになってきます。

 

・舌の癖
舌を出す癖があると、舌で歯が押され続けて、上の前歯が出てきたり、上下の前歯に隙間が空いてしまいます。

 

・指吸い
指吸いも、上の前歯が出やすくなり、前歯に隙間が空く原因になります。
乳児は気にする必要はありませんが、4~5歳までに指吸いはやめることができればいいですね。

 

・その他の癖
頬づえや、うつ伏せ寝も、歯並びに影響しやすい生活習慣です。
長時間にわたって片側からの力が加わることで、顎の形や位置に影響が及びます。

 

・食事中に足が浮いている
いすに座ったとき、足が宙ぶらりんにならないように、踏み台などを置いて足裏がピタッとついた状態で食事をすることが大切です。
こうすることで顎にきちんと力が伝わり、理想的な成長につながるのです。

 

正しい成長や歯並びに悪影響を及ぼす、これらの生活習慣を早く直すことで、歯列不正や咬合異常をある程度予防できるケースもあります。

 

そのための、舌や口周りの筋肉を鍛えるトレーニングはおすすめです。

 

小さなお子さんには、遊びでないとなかなかうまくトレーニングができないため、しゃぼん玉を作ったり、吹き戻しや紙風船で遊ぶことが良いトレーニングになるでしょう。

舌を鳴らしたり、糸につないだボタンを口に入れて引っ張ることも、舌や口周りの筋肉を鍛えることにつながります。

 

すでに歯列不正や咬合異常があり、矯正治療を始めるお子さんにも、私達は矯正装置だけでなく、このようなトレーニングをより細かく行っています。

矯正装置とトレーニングの併用で、みんなきれいな歯並びになっています。

 

悪くなった歯並びには、どうしても矯正装置を必要としますが、予防としては、ご家庭の中でもできることから取り組まれてはいかがでしょうか。

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