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歯みがきを嫌がるお子さんには

こんにちは。

副院長の三浦 知子です。

季節は立春を迎えましたが、まだまだ寒い日は続きますね。

皆さま、体調管理には、くれぐれもお気をつけください。

 

今日は、歯みがきを嫌がるお子さんについて、お話します。

生後6~7ヶ月ごろから乳歯が生え始め、3歳ごろには、歯が生え揃います。

きちんと歯みがきをしたいところですが、小さなお子さんは、嫌がってしまって、なかなか歯みがきをさせてくれないことが多いでしょう。

元来、親子のふれあいの場として、楽しい雰囲気で行われるべき歯みがきが、嫌がる子を無理にみがくなど、親子のストレスとなっていることもあります。

そこで、解決策や改善案を知って頂き、お子さんには、きちんと歯みがき習慣を身につけてほしいと思います。

出生後、歯が生えるまでは、歯みがきの必要はありませんが、実は、歯みがきを嫌がらない子にするための準備は、この歯の生えていない時期から始まっています。

生後2~3ヶ月ごろから、歯みがきの準備として、顔や口のまわりを優しく触ってあげ、それに慣れてきたら、口の中をきれいな指で、軽く触れると良いでしょう。

首がすわる頃には、周りの人たちの行動にも興味を示すので、パパやママ、兄弟が楽しそうに歯みがきをしているところを見せれば、歯みがきという行為が赤ちゃんにもインプットされます。

歯が生え始めたら、いよいよ歯みがきもスタートしますが、いきなり歯ブラシを使わず、ガーゼみがきから始め、徐々に歯ブラシに慣れさせるようにします。

幼児期で、すでに歯みがき嫌いになっているお子さんには、むし歯になりやすい部位を知ったうえで、効率良く仕上げみがきをすることや、歯ブラシを当てる強さや角度などを、適正にすることが、仕上げ歯みがきを嫌がらないポイントです。

幼児期を迎えるころには、シーラントなどの予防処置が必要ですが、この予防処置が、日頃の歯みがきをしやすくしてくれます。

 

なないろの森 歯科クリニックでは、実際にお子さんのお口の状態をみながら、具体的に直接ご指導させて頂きますので、どうぞお悩みをご相談ください。

大切なお子さんの歯を、一緒に守っていきましょう!

 

歯科医師 三浦 知子

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